面積 | ~100坪 |
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施設用途 | オフィス |
施工内容 | 移転 |
エリア | 東京都 |
高品質 と 高技術
課題は、100万単位から1000万単位までの高価な商品(腕時計)を扱う会社のエントランスとして、
平凡な会社の受付ではない、企業ブランドをいかに表現するかでした。
エレベーターを降りるとすぐテナント内に入る構造の建物であるため、
入ってすぐのインパクトがポイントであると当初から意識していました。
そこで正面の壁には内照式の電話台と高級感あるミラー調のロゴサインをブラックのカラーガラス面に直付し、
まるで水面に浮かんでいるかのような仕掛けを施しました。
それは腕時計の風防に使用されるサファイアガラスと文字盤のイメージからインスピレーションを得て表現したものです。
更に奥へと目をやると、輸入業を営むL社様がどこの国から仕入れているかなどの情報を
追加可能な世界地図を会議室とエントランスを隔てたガラスパーティションの面に配置しました。
また、その左サイドの壁面には、腕時計のステンレスバンドをイメージしたレリーフを三枚縦に並べました。
今回の現場では、天然石のモザイクタイルを壁面に張った際に140°の角度で石をカットして納め、
出来る限り隙間を作らないように工夫しています。
細部にもこだわり抜いた結果、小さな所にも職人の技術が光るエントランスが完成しました。