企業名 | アートスパークホールディングス株式会社 |
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面積 | 501坪以上 |
施設用途 | オフィス |
施工内容 | 改修 |
エリア | 東京都 |
グラフィクスおよびネットワーク技術の研究開発と実用化を推進し、
独自技術による製品やサービスを提供しているアートスパークホールディングス様。
一部部署が隣のビルに移動したことにより、社内の大々的なレイアウト変更を実施しました。
プロジェクト前は壁で仕切られて暗く狭く、空気も悪かったとの声が上がっていました。
そのため最低限の壁は残しつつ思い切って壁を取り払い、広く大きいワンフロアにすることで、
社員同士のコミュニケーションの活性化を促す設計にしました。
柱が太く、フロア中央にある柱周りはデッドスペースになりやすいのですが、
デスク間隔を通り芯の寸法に合わせて設計したり、
柱をホワイトボードにして不足していたミーティングスペースを設けるなど、
限られた空間を最大限に活用しています。
柱は木目のグラデーションになるように、1本づつ色を変えています。
サインにもこだわり、部屋名、キャビネット、ゴミ箱、壁にもスローガンをグラフィック的に入れています。
ビルの構造上、中央に大きな吹き抜けがあり、1階のロビーからオフィス内を見ることができるようになっているため、
そこから見える部分の柱の装飾、ペンダントライトの設置等、外からの見栄えにもこだわりました。
中でも一番のこだわりは、天井を抜いた「SPARK CAFE」。
オフィスの中で一番景観のよい場所に位置しています。
50インチのモニター4枚をつなげた大型ディスプレイや、窓や壁、天井に彩られたフェイクグリーン、
天板を白モザイクタイルで仕上げた造作のカフェカウンター等、こだわりポイントがたくさん詰まっています。
社員の方々の休憩、ミーティングスペースとして、また社外の方々を招きセミナー、
リクルーティング等にも利用できるスペースとなっています。
仕事をする方もいたり、終業後のペーティースペースとして利用したり、
様々な使われ方をされていて、オフィスの中でも賑わうスペースとなりました。
低かった天井を解体することで、空間を広くしています。55インチ4面の大迫力のモニターがあり、業務時間以外にも多目的に使われるエリアです。
ビルの中央の吹き抜けを生かしたデザイン
動線をタイルカーペットで貼り分け
オフィス内のいたるところに、指針や理念をデザインしています