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なぜオフィスエントランス作りは重要なのか?おしゃれ度を上げるポイントを解説!

2024.01.30 #ウェルビーイング #デザイン、什器家具 #移転改装

近年は、オフィスエントランスを「ブランディングのひとつ」と捉える企業が増えています。現在自社のエントランスについて「パッとしない」「印象に残らない」と感じている場合は、エントランスをおしゃれにすることが、企業イメージアップや信頼度・知名度アップにつながる可能性があります。「たかがオフィスの入口」と安易に考えず、エントランスで自社の魅力をアピールしましょう。
本記事ではオフィスエントランス作りが重要といわれる理由や、おしゃれなエントランスを作るコツ・事例を紹介します。

オフィス・ラボの施工した各社のエントランス画像を背景にした『なぜオフィスエントランス作りは重要なのか?おしゃれ度を上げるポイントを解説!』のタイトル画像

「オフィスエントランスが重要」といわれる理由

オフィスレイアウトをデザインするとき、とくにエントランスを重視する企業は少なくありません。エントランスは企業にとって、どのような役割があるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

今後の印象を左右するため

招かれた家の玄関がきれいだったり立派だったりすると、その家への印象は一気によくなります。「こんなにきれいにしているんだから、几帳面な人なんだろう」「きっちりした人なんだろう」と家人への信頼感までも増すでしょう。
企業の玄関もこれと同様です。美しく整えられていれば、顧客からの企業への好感度・信頼度は増します。「有益な提案をしてくれそうだ」と、ビジネスで有利に働くことがあるでしょう。
一方、汚れていたり雑然としていたりするオフィスエントランスは、訪れた人に雑な経営をイメージさせるかもしれません。顧客によってはエントランスに足を踏み入れて早々に「この企業との取引はないな」と判断するケースもあるかもしれません。

ブランディングにつながるため

ブランディングとは、企業のあり方そのものを「ブランド化」し、その価値を視覚イメージや体験によって広くアピールしていくことです。
オフィスのエントランスで企業の魅力を十分に伝えられれば、企業イメージの大幅アップ・良いイメージの定着化につながります。
たとえば、オフィスエントランスに企業の理念や歴史を感じさせるデザインを採用したり、自社商品を展示してみたりすることは、有益なブランディング戦略のひとつです。
また、インパクトのあるエントランスデザインを採用して顧客に強く印象付けることも、企業イメージの向上・ブランド浸透には有益でしょう。

社員のモチベーション・エンゲージメント向上のため

社員としても、何の特徴もないオフィスエントランスよりは、おしゃれで洗練されたエントランスに入る方がうれしく感じるものです。「センスのよい会社で働けている」ということを誇りに感じ、出社のモチベーションが上がるでしょう。
加えて、「うちの会社はセンスがある」「おしゃれだ」と思えれば、企業そのものへの信頼度や愛着も増します。「企業の一員」としての帰属意識も深まり、「会社の利益のために働く」という気持ちをもちやすくなるでしょう。
またおしゃれなエントランスを備えた企業は、求職者にとっても魅力的です。求人が多く集まり、優秀な人材を雇い入れやすくなる可能性もあります。

木目調かつ開放的なオフィスのエントランスを写した写真

オフィスエントランスをおしゃれに見せる方法

好印象のエントランスを作るコツは、色・デザインや機能性にこだわることです。具体的なアイデアを紹介します。

伝えたい思い・メッセージをデザインに込める

企業の理念やメッセージをデザインに盛り込むと、オフィスエントランスのブランディング効果が高まります。
たとえば、企業コンセプトをエントランスの一部にレイアウトしたり、企業の歴史・企業誕生の背景をグラフィックで紹介したりなどをしてもよいでしょう。
より企業PRを充実させたい場合は、スクリーン・モニターを置いてPR映像を流す方法も有益です。

配色にこだわる

オフィスエントランスのデザインでは、企業のイメージカラーやコーポレートカラーを入れるのが一般的です。企業ロゴを組み合わせたデザインを採用すれば、エントランスが企業イメージを効果的にアピールしてくれるでしょう。
またエントランスにどの色を置くかによって、見る人に異なる印象を与えるといわれます。企業として「このように見られたい」「このように印象付けたい」というイメージがある場合は、色を効果的に使うことも必要です。
色の与える心理効果については、以下を確認しましょう。

  • 赤:情熱・エネルギー・生命力
  • 青:冷静・誠実さ・気品
  • 黄色:軽快さ・陽気さ・親しみやすさ
  • 緑:リラックス・自然・エコ
  • 白:清潔感・平和・純粋さ
  • 黒:高級感・重厚感・落ち着き

自社のブランドカラーとの相性や、業種のイメージなどを考慮して、最適なカラーを選ぶことが大切です。

色相環の周りにカラフルなブロックが転がっている画像

「サードプレイス」としてデザインする

サードプレイスとは、「普段のコミュニティとは別の居心地のよい場所」を指すのが一般的です。近年は、オフィスのエントランスにこの「サードプレイス」の役割を充てている企業が増えています。
この場合、エントランスはただの「受付」ではありません。ソファやテーブルなどを配置して人が集まるようにしたり、業務に集中したりする場所です。
企業の特徴が如実に表れ、訪れた人は企業の自由さ・活発さを目の当たりにすることとなるでしょう。
顧客もくつろいで過ごしやすく、ただ受付のためだけの「エントランス」以上に有益な場所となります。

照明にこだわる

照明のデザインや色・明るさもオフィスエントランスの印象を左右します。照明もデザインの一要素と考え、こだわりを持って選びましょう。
たとえば明るくすっきりしたエントランスにしたいなら、青みの強い昼光色を使うと清潔感が出ます。一方、黄みの強い電球色を使えば、リラックスした雰囲気を演出できるでしょう。
雰囲気を重視したい企業は、間接照明メインでおしゃれに見せる方法もあります。

理想のオフィスエントランスを実現するプロセス

理想のエントランスの実現には、明確なコンセプトと信頼できるデザイン会社を見つけることが必要です。
オフィスエントランスの改装・新設のプロセスを紹介します。

エントランスのコンセプトを明確にする

まずは、オフィスエントランスで実現したいイメージ・込めたいメッセージを明確化しましょう。企業ブランディングのプランがすでにある場合は、そのコンセプトを持ってくれば問題ありません。
細かく作り込めば作り込むほどイメージ通りのエントランスを実現しやすくなるでしょう。

オフィスデザイン会社を選定する

ある程度「こんなオフィスエントランスにしたい」というイメージが湧いたら、デザインを担当する会社を決めなければなりません。理想のエントランスを実現できるよう、信頼できる業者を探しましょう。
オフィスデザイン会社を選ぶポイントは、以下の通りです。

  • 実績はあるか
  • センスに共感できるか
  • 有益な提案をしてくれるか

 

エントランスを「ただ作る」だけなら、どの会社でもよいかもしれません。しかし「おしゃれなエントランス」となると、実績やセンスが必要です。
オフィスデザイン会社の多くは、ホームページに実績を掲載しています。これを見ながら、実績・業務の進め方などをチェックしましょう。施工例の中に自社のイメージに近いものがあれば、その会社に任せても「大失敗」となる可能性は少ないはずです。

「とはいえオフィスサインの会社はたくさんあり過ぎる…」と感じる担当者は、オフィスデザインのトータルプロデュースを手掛ける「オフィス・ラボ」をチェックしてみましょう。数多くの企業デザインを手掛けた実績があり、顕在化していない企業ニーズまで読み取ります。高い提案力と細やかなヒアリングで、理想のオフィスデザイン実現をお手伝いします。

エントランスを「ただ作る」だけなら、どの会社でもよいかもしれません。しかし「おしゃれなエントランス」となると、実績やセンスが必要です。
オフィスデザイン会社の多くは、ホームページに実績を掲載しています。これを見ながら、実績・業務の進め方などをチェックしましょう。施工例の中に自社のイメージに近いものがあれば、その会社に任せても「大失敗」となる可能性は少ないはずです。

「とはいえオフィスサインの会社はたくさんあり過ぎる…」と感じる担当者は、オフィスデザインのトータルプロデュースを手掛ける「オフィス・ラボ」をチェックしてみましょう。数多くの企業デザインを手掛けた実績があり、顕在化していない企業ニーズまで読み取ります。高い提案力と細やかなヒアリングで、理想のオフィスデザイン実現をお手伝いします。

施工

オフィスデザイン会社が決まれば、スケジュール調整の後施行に入ります。エントランス完成までは、別途出入り口を確保しなければなりません。
顧客・来客にも不便を強いることとなるため、工事は重要な商談等がない時期に行いましょう。

壁紙を貼り替えている作業風景を写した写真

オフィスエントランスで「おしゃれ」「機能性」を両立するコツ

オフィスエントランスは、おしゃれなだけでは不十分です。会社への出入り口として適切に機能するよう、誰もが使いやすいデザインを心掛けましょう。オフィスエントランスに必要な機能を紹介します。

エントランスを入った後の動線に配慮する

オフィスエントランスの動線は、社員と来客 が重ならないようにするのが望ましいでしょう。来客のそばを社員が忙しく動いていては、居心地の悪い思いをさせてしまうかもしれません。
社員も気を遣って動く必要があり、双方にとってデメリットです。
来客に配慮するなら、エントランスから会議室・応接室などへスムーズにアクセスできる動線を確保しましょう。

緊張感を与えない配慮をする

仰々しいエントランスは、来客に緊張感を与えてしまいます。訪れた人がリラックスできるよう、エントランスは「癒やし」に配慮するのがおすすめです。
企業イメージと合えば、リラックスできる自然音を流したり、優しいアロマの香りを漂わせたりするとよいでしょう。
また近年は、受付に人を置かない企業も増えています。来客用のアプリを導入すれば、受付から担当者までの連結はスムーズです。
「受付で名前を名乗って、担当者名を伝えて…」というやり取りが苦手な人は少なくありません。人的リソースを確保する意味でも、検討してみてはいかがでしょうか。

おしゃれなオフィスエントランスの事例

おしゃれなオフィスエントランスを実現したい企業は、成功事例から学べるところが大きいかもしれません。「オフィス・ラボ」が手掛けた事例から、一部をピックアップして紹介します。

開放感と明るさのあるオフィスエントランス

明るく開放感のあるオフィスエントランスの写真

木目とグリーンを活かし、開放感と明るい印象を与えるオフィスエントランスです。受付カウンターはグリーンに囲まれるように設置されており、訪れる人に緊張感を与えません。上からの照明が全体を明るくし、広々とした明るい空間となっています。(※1)

※1 株式会社オフィス・ラボ|施工事例|スミセイ情報システム様

ラグジュアリーなオフィスエントランス

天然石・ステンレス・染色を施した無垢材が使われている、重厚感を重視した、ラグジュアリーなオフィスエントランスの写真

重厚感を重視した、ラグジュアリーなオフィスエントランスです。素材として天然石・ステンレス・染色を施した無垢材が使われており、シックな中にも上質さを感じさせます。間接照明が企業ロゴを浮かび上がらせ、来客に強いインパクトを与えます。(※2)
※2株式会社オフィス・ラボ|施工事例|リフレクトプロパティ様

近未来的な印象のオフィスエントランス

 

白を基調とした近未来的デザインのオフィスエントランスの写真

近未来的な印象を受けるのは、ベースカラーに使われたホワイトと、企業名を刻んだ発光サインによるものです。またカウンターは影をデザインに取りこんでおり、照明の当たる角度まで計算されています。
「シンプルかつインパクトのあるエントランスにしたい」という企業のお手本になりそうです。(※3)
※3 株式会社オフィス・ラボ|施工事例|OSRAM様

おしゃれなオフィスエントランスで企業の魅力をアピールしよう

おしゃれなエントランスは企業イメージを向上させ、来客はもちろん社員・求職者にもよい印象を与えます。企業のブランディングに頭を悩ませている経営者や担当者は、エントランスの改装を検討してみるのがおすすめです。
ただしどんなにおしゃれでも、機能性を欠いたエントランスでは意味がありません。見た目・機能のバランスを重視して、理想のオフィスエントランスを実現させましょう。
「具体的にどうすればよいかわからない」という場合は、弊社にて無料ご相談もご用意しておりますので、お気軽にご連絡ください。

オフィスエントランスで自社イメージを向上させ、さらなる企業発展に役立てましょう。

天野 旭
この記事を書いた人
オフィス・ラボ担当者
天野 旭

オフィス環境営業部販売推進3課所属。2021年入社。レイアウトから什器備品についてご相談いただけましたら全力で対応致しますので、お気軽にお声がけいただけますと幸いです。